電気グルーヴ
2004-03-24


↑CCCDなので注意!
電気グルーヴ
2009-09-02


↑Blu-Spec CD盤


【収録曲】
DISC1
全曲作詞作曲 石野卓球
1.10.作詞 電気グルーヴ
2.5.作詞 石野卓球、ピエール瀧
3.作詞 ピエール瀧
1.作曲 シルヴェッティ、電気グルーヴ

1.Shangri-La ★★★★★

2.ポポ(radio edit) ★★★★★ 
3.ポケット カウボーイ(single edit) ★★★★☆
4.カメライフ(single mix) ★★★★★
5.誰だ!(radio edit) ★★★★★
6.スネークフィンガー ★★★★☆
7.N.O. ★★★★★+2
8.Nothing's Gonna Change(short) ★★★★☆
9.虹(short cut mix) ★★★★★

10.Flashback Disco ★★★★☆
11.Mud Ebis~800yen mix~ ★★★★☆
12.弾けないギターを弾くんだぜ ★★★★☆


DISC2
全曲作詞作曲 石野卓球
3.作曲 ガーション・キングスレイ
4.作詞 髑髏錠次 
5.作詞 天久聖一、ミスターMOTTE
7.11.作詞 ピエール瀧
9.作詞 石野卓球、ピエール瀧
12.作詞 ピエール瀧、石野卓球
4.作曲 ボーン骨岡
5.作曲 山田山男
7.作曲 砂原良徳


1.CATV ★★★★☆
2.メカニカル娘 ★★★★☆
3.Popcorn ★★★★★
4.ハングマン by SKELETON JOE ★★★☆☆

5.モテたくて…by ギ・おならすいこみ隊
6.Barong Dance ★★★★☆
7.ノイ ノイ ノイ(先日のみちのくグルメツアーの件、御予算の都合上、ソフトボール大会とさせていただきますmix) ★★★★★
8.スマイルレス スマイル ★★★★☆

9.Volcanic Drumbeats ★★★★★
10.Wire,Wireless(radio) ★★★★★
11.Suppe Suppe Inbe Inbe(fan club mix) ★★★★☆
12Cafe de 鬼(顔と科学) ★★★★☆


プロデュース 電気グルーヴ
2004年3月24日発売(CCCD)
2009年9月2日発売(Blu-Spec CD)
キューンレコード
最高位19位 売上1.7万枚


電気グルーヴの1stベスト。結成15周年記念としてリリースされた。電気グルーヴとしてのアルバムのリリースは2001年の「The Last Supper」以来約3年8ヶ月振りとなった。初回盤は4面のデジパック仕様になっている。


DISC1がシングルベスト、DISC2が裏ベスト的な内容になっている。DISC2は石野卓球とピエール瀧が選曲した。「10年経った今でもイケる」という曲らしい。「まだ食べられる」という意味から「タベレルズ」という名前を付けようとしていたという。


ブックレットはDISC1とDISC2で分かれており、収録曲それぞれについて石野卓球とピエール瀧が語った楽曲解説が付いている。楽曲をリリースした当時の電気グルーヴを今作の頃の二人がネタにしている感じで進んでいく。流石は電気グルーヴ。普通のアーティストなら真面目にいく楽曲解説にもネタをふんだんに交える。



楽曲の感想については完全な新曲である「弾けないギターを弾くんだぜ」のみにさせていただく。mix違いは省略する。



「弾けないギターを弾くんだぜ」は今作のみ収録の新曲。石野卓球曰く「ボーナストラックみたいなもんで、新曲ってわけでもない」とのこと。2002年の年末に作って、2003年の春に録音したようだ。腑に落ちないことへの怒りをぶつけた曲なのだという。しかし、歌詞は「弾けないギターを弾くんだぜ」と繰り返すだけ。確かに怒ったような歌い方になっているが…サウンドはシンセベースを中心に低音が強調された響きのあるサウンドになっている。2分半程度の短い曲ではあるがインパクト抜群。



ヒット作ではないが、中古屋ではたまに見かける。電気グルーヴの入門としてはそこそこおすすめできるのだが、今作にはあまりにも大き過ぎる欠点がある。それはCCCD仕様だということ。2009年にはBlu-Spec CD仕様でリリースされているのだが、このバージョンは殆ど出回っていない。CCCDといえば、音質が悪い上に再生機器を壊す危険性がある極悪なCD。CD-ROMに焼いて聴くことをおすすめする。ベスト盤としてはそこそこ良い内容なのだが、CCCDというだけで評価はかなり落ちる。

★★★☆☆