【収録曲】
全曲作詞作曲編曲 Double K.O. Corp.
12.(02.)作詞作曲 Nick Heyward


1.winnie-the-pooh mugcup collection ウィニー・ザ・プー・マグカップ・コレクション ★★★★☆
2.young,alive,in love 恋とマシンガン ★★★★★

3.boys fire the tricot ボーイズ、トリコに火を放つ ★★★★★
4.the chime will ring やがて鐘が鳴る ★★★★★

5.colour field 青春は一度だけ ★★★★★ 
6.samba parade サンバ・パレードの華麗な噂が ★★★★★
7.cool spy on a hot car クールなスパイでぶっとばせ ★★★★☆ 
8.big bad bingo ビッグ・バッド・ビンゴ ★★★★★
9.3a.m.op 午前3時のオプ ★★★★★+2

10.camera!camera!camera! カメラ!カメラ!カメラ! ★★★★★
11.goodbye,our pastels badges さようならパステルズ・バッヂ ★★★★★

12.haircut medley 
(01.)haircut 100 バスルームで髪を切る100の方法 ★★★★★
(02.)favorite shirt/boy meets girl 好き好きシャーツ ★★★★☆
13.Slide スライド ★★★★☆
14.love train ラブ・トレイン ★★★★★


1992年4月1日発売
1993年9月1日再発
TRATTORIA ⁄ POLYSTAR
最高位不明 売上不明


フリッパーズ・ギターの2ndベスト。フリッパーズ・ギターの解散後にリリースされた。


前作ベスト「colour me pop」はベストとレアトラック集を兼ねたものだったが、今作はライブ音源に絞って収録されている。"カメラ・トーク・ライヴ1990"から"ドクター・ヘッド・ツアー1991"までの音源から選曲された。解説はマイク・オールウェイとルイ・フィリップが行なった。「続・カラー・ミー・ポップ」とあるが、リリース当初はサブタイトルだった。しかし、再発盤ではこちらがメインタイトルとなっている。


ライブ音源のみの収録のためか、歌詞は掲載されていない。ちなみに、小沢健二と小山田圭吾(Cornelius)は今作の制作に一切関与していない。事務所の都合でリリースされたようだ。



たった3年程度しか活動していなかったフリッパーズだが、後の音楽界に与えた影響は多大なものがある。そのためか、神格化に近いような扱いをされることが多い。正当な評価がされにくい印象がある。ライブという面でフリッパーズを語るなら今作は必要不可欠である。どうやらフリッパーズはライブをあまり得意としていなかったようだ。当時の音楽雑誌は演奏やボーカルを酷評していたという。
しかし、とてつもなく熱い雰囲気は流し聴きしていても伝わってくる。ロックの衝動というようなものだろうか?聴いているだけで当時の観客のような気分になれる。
フリッパーズ・ギターの入門には向いていないものの、フリッパーズの世界観に深く入り込んでいきたいという方は必ず聴いておくべき。聴くのはオリジナルアルバムや他のベスト盤を聴いた後で良いと思う。


★★★★★