浜田省吾
2006-08-09

【収録曲】
全曲作詞作曲 浜田省吾
プロデュース  浜田省吾、鈴木幹治、星勝

1.君と歩いた道 ★★★★☆
2.Darkness in the heart ★★★★★
3.夏の終り ★★★★★
4.光と陰の季節 ★★★★★
5.二人の絆 ★★★★★
6.彼女はブルー ★★★★★
7.彼女 ★★★☆☆
8.紫陽花のうた ★★★★★
9.LOVE HAS NO PRIDE この街の男は女のことで悩みすぎてる ★★★★☆
10.君の名を呼ぶ ★★★★☆
11.Thank you ★★★★★
12.I am a father ★★★★★
13.日はまた昇る ★★★★★
14.サイドシートの影 ★★★★☆

【収録曲の初出】(アルバム)
1.4.11.12.「My First Love」(2005)※4.は今作収録にあたってリミックスされている。
2.「FATHER'S SON」(1988)※今作収録にあたってリミックスされている。
3.14.「誰がために鐘は鳴る」(1990)※14.はリミックスされている。
5.6.8.「青空の扉〜THE DOOR FOR THE BLUE SKY〜」(1996)
7.9.10.13.「SAVE OUR SHIP」(2001)※13.はリミックス、歌い直しがされている。

2006年8月9日発売
2009年9月2日発売(Blu-Spec CD)
クリアウォーター
最高位3位 売上13.3万枚

浜田省吾のベスト。浜田省吾のソロデビュー30周年記念としてリリースされた。「The Best of Shogo Hamada vol.2」と同時発売された。2作のリリースに合わせて「The History of Shogo Hamada "Since1975"」が3面紙ジャケ、本人によるライナーノーツ付きで期間限定再発された。初回盤は3面紙ジャケ仕様。紙ジャケではあるが質感は硬め。

今作が初めての正統派な「ベストアルバム」である。「The History of Shogo Hamada "Since1975"」はまさにベスト盤と言える選曲なのだが、「ヒストリーアルバム」と銘打っている。

選曲は浜田省吾自身が行なった。「ソングライターとして優れた作品と思う曲」と「リスナーが愛し続けて育ててくれた曲」を基準にして選曲されたという。1988年から2005年までの作品から選ばれている。アルバムで言うと「FATHER'S SON」から「My First Love」まで。ちなみに、「The Best of Shogo Hamada vol.2」は1976年から1987年までの作品から選ばれている。
世界観としては今作が「大人として成長した時期」、「vol.2」が「少年〜青年期」らしい。

今作収録曲はリマスターはもちろんのこと、リアレンジやリミックスがされているものもある。特に「日はまた昇る」では歌い直しがされている。どれも原曲の良さを殺さない程度の味付けなので好印象。


そこそこ売れたので中古屋では割と見かける。「The History of Shogo Hamada "Since1975"」と並んで浜田省吾の入門にはおすすめ。本人もそれを認めている。「『The History of〜』がこれまでの浜田省吾の代表曲であるとするなら、『The Best of~』はこれからの浜田省吾のスタンダード曲になってほしい歌を丁寧に作り直したアルバム」と位置付けている。「The History of〜」以降の時期の曲や、それに漏れてしまった曲もある程度補完できる。
売れた曲が入っていないので聴きにくいと思うかもしれないが、それは違う。どれもポップな曲だったり、お洒落な曲だったり、格好良い曲だったりと飽きずに聴けると思う。ヒット曲が入っていないからそちらに意識が集中せず、逆に聴きやすいという珍しいタイプのベスト盤である。浜田省吾の楽曲の魅力を知るのにおすすめできる。選び過ぎず選ばな過ぎずのバランスの良い選曲のため、オリジナルアルバムを聴きたくなるようなベストになっていると思う。

★★★★★