CHAGE&ASKA
2001-05-23

【収録曲】
全曲作詞作曲 ASKA
5.作詞 松井五郎 作曲 CHAGE
8.作詞作曲 CHAGE
2.英訳詞 ERVIN BEDWARD
7.英詞 CHARLIE MIDNIGHT
9.英訳詞 ERVIN BEDWARD AND RICHARD SINGLETON
全曲編曲 Jess Bailey with Chage,Aska and 村上啓介
プロデュース CHAGE&ASKA

※ライブ盤なので星評価は省略させていただく。

1.HANG UP THE PHONE 
2.THE RIVER 
3.LOVE SONG
4.男と女
5.嘘
6.PRIDE
7.SOMETHING THERE
8.NとLの野球帽
9.CASTLES IN THE AIR
10.SAY YES
11.HANG UP THE PHONE Ⅱ

1996年10月7日発売
2001年5月23日再発
2009年11月25日再発(SHM-CDリマスター)
ポニーキャニオン(オリジナル盤)
ヤマハミュージックコミュニケーションズ(2001年盤、2009年盤)
最高位1位 売上19.6万枚(オリジナル盤)
最高位285位 売上0.06万枚(2009年盤)

CHAGE&ASKAの3rdライブアルバム。前2作のライブ盤はLPのみだったので、2009年に2作がCD化されるまでは唯一のCDによるライブ盤だった。

今作はCHAGE&ASKAが日本人初、さらにはアジア人アーティストとして初めて「MTV Unplugged」に出演した際のライブの模様が収録されている。これは世界レベルの一流アーティストがアコースティックを基調としたライブを行う番組。その名前通り電子楽器は使用しない。2000年代以降は宇多田ヒカル、平井堅、矢井田瞳など多くの日本人アーティストが「MTV Unplugged」に出演したが、これはMTVジャパン制作によるもの。こちらは本家MTVである。現在でもなお本家MTVの方に参加した日本人アーティストはC&Aのみ。結構凄いことである。

今作発売直後に映像作品としてもリリースされた。基本的な内容は今作と変わりないが、そちらは「男と女」がカットされて「RED  HILL」が収録されている。

全曲のアレンジを「SEE YA」や「GUYS」に参加したJess Baileyが手がけている。「river」は「THE RIVER」と改題して全編英語詞バージョンに、「On Your Mark」は「CASTLES IN THE AIR」と改題して全編英語詞バージョンにされている。「SOMETHING THERE」はそのまま英語詞。CD盤には収録されていないものの、「RED HILL」も英語詞で歌われたようだ。

アンプラグドライブということで、CHAGEとASKAに加えてバンドメンバー4人+ストリングス+コーラス3人と大人数で演奏されている。楽曲制作に数多く関わってきた村上啓介もギターとコーラスで参加している。日本人メンバーはCHAGE、ASKA、村上啓介の3人のみ。


ライブ盤なので一曲一曲の感想は控える。ちなみに、「HANG UP THE PHONE」が2回演奏されているが、1回目は元のバージョンに沿ったノリの良いもの、2回目はスローテンポにアレンジされている。

全編通して極めてシンプルなバンドサウンドで演奏されているので、元のバージョンで気になりがちな古臭いシンセサウンドが無いのが特徴。そのため、どの曲も時代性を一切感じさせないものになっている。
そして、ASKAの緊張が伝わってくるような内容になっている。特に序盤ではいつも通りのASKAのボーカルができていない感じが否めない。後半になると持ち直すのだが…一方でCHAGEはいつも通りのパフォーマンスを発揮しており、「NとLの野球帽」の後には場内の大拍手に包まれている。映像作品の方を観ていないので何とも言えないが、今作を聴いている限りだと一番盛り上がったところだと思う。

ライブ盤としては珍しい程売れたため中古屋ではよく見かける。前述の通り、作り込まれた生音でアレンジされているため、どの曲も時代性を感じさせないものになっている。元のバージョンがあまり好きではなくても、こちらを聴いたら印象が変わった…ということも十分にありえるだろう。どの曲も懐メロを超越した力を持っている。素晴らしいライブ盤だと思う。

★★★★★