自分が熱心に音楽を聴くようになったのは、中学1年〜2年の頃。それまでも色々と聴いていたのだが、初めて自力で好きなアーティストを見つけたことが大きい。その存在こそが自分にとっての一番好きなアーティストである大江千里。

大江千里は歌詞が大きな魅力だと思っているが、聴き始めた当時の自分もそれに魅かれて大江千里の曲を次々に聴き進めていた。

 

何とも微妙な前置きになってしまったが、自分が曲に求めるものは何だろう。それについて考えていきたい。

一時期までの自分は間違いなく「歌詞」を最も重視して聴いていた。好きな曲の好きな歌詞をノートに丁寧に書き写していたのは、少し恥ずかしいながらも良い思い出だ。

 

自分がツイッターを始めたのは高校2年の初め。それまでも自分で新たなアーティストを発掘しては色々と聴いていたのだが、始めて以降はフォロワーさんの紹介で多くのアーティストを知り、聴くようになった。そして、いつからか曲に求めるものが変わっていたことに気がついた。

「歌詞」から「メロディー」「サウンド」志向になっていた。好きな歌詞を見つけようとはしていたが、それ以上に歌詞とメロディーの絡みの良さを重視するようになった。

 

サウンドを重視するようになったきっかけはよくわからない。元々シティポップ・AORやファンクが好きだったので、その考えに至るような素養はあったのかもしれないが、いつの間にかサウンド志向になっていた。

 

一度考え方が変わると、あれだけ重視していた歌詞もあまり気にしなくなってしまった。以前は曲を何度も聴き、歌詞の意味をあれこれ想像するのが好きだった。フォロワーさんとそれについて色々と意見を交わすのも好きだった。いつしかそれをしなくなった。

 

当ブログ「今日はこんな感じ」のメインコンテンツであるアルバムレビューは全曲感想の形で行っている。メロディー・サウンド・歌詞の全てに触れて、時折ボーカルにも触れて感想を書くようにしているのだが、正直なところこの中で書くのが最もきついのは歌詞である。自分なりの解釈をしようと何度も聴くのだが、まともに浮かぶことの方が少ない。そのため、その曲の中から気に入ったフレーズを紹介する、いわば「逃げ」と言えるスタイルを取ることが多くなっている。

 

ここからは見苦しい言い訳とこれからの予定を書いていく。

 

ここ最近の自分はアルバムレビューの更新頻度が鈍っているが、その原因は

・リアルでの生活が忙しい

・モチベーションが上がりにくい

といったものがある。

1つ目はどうしようもないとして、2つ目は何とかできるはず。

扱いたい作品は数多くあるのだが、何故か書く気力があまり起きない。その理由を考えてみたが、楽曲感想のスタイルではないかと思う。メロディー・サウンド志向に完全に振り切った今の自分に、今まで続けてきた楽曲感想の形が合わなくなっているように感じるのだ。事実、アルバムレビューを執筆するのに最も時間がかかるのは歌詞の部分。特に歌詞が散文的でよくわからない曲の場合、それに言及するのが段々と苦痛になり始めるのである。


 

そのため、これからは楽曲感想の中で歌詞に言及するのを減らそうと思う。聴いていて「これは」と思った歌詞があれば言及する。無ければ言及しない。それでいいんじゃないか。っきり言うと、当ブログへの数少ない反響の中で歌詞の要素について挙げられたものを見たことがほとんど無い。そのため、あっても無くてもそれほど影響しないと信じている。

粗製乱造な記事更新のスタイルを変えるつもりはない。QualityよりもQuantityを重視する。両立できるのが理想だが、それほどの能力は無いので。

 


いきなりにも程がある方向転換ですが、それでもついてきてくださる方々には心から感謝します。これからも長く愛していただければ幸いです。よろしくお願い致します。