今回はかなり変化球な内容です。ポケモンシリーズ、特にルビー・サファイア・エメラルドをプレイしたことが無い方は早急に退出することをおすすめします。せっかく【番外編】と銘打った以上、文体もいつもと変えてお送りいたします。まずは自分とポケモンシリーズの思い出から。


今では音楽を聴いたりCDを集めたりするのが自分の大きな趣味となっているが、中学2年くらいまではゲームに傾倒していた。その中でも最もやり込んでいたのがポケモンシリーズ。1世代から5世代までは全てプレイし、ポケモン不思議のダンジョンシリーズもやり込んでいた。小学生時代はポケモンに捧げたと言っても過言ではない。

種族値・個体値・努力値。いわゆる「3値」とされる要素を知ったのは小4の時だった。その時以来、対戦における強豪ポケモンを次々と育ててエメラルドやプラチナのバトルフロンティアに挑戦するようになった。

相当な時間をかけて、少しずつバトルフロンティアの各施設を攻略していった。エメラルドのバトルファクトリーは未だにクリアできていないのだが。それはまた長い時間をかけてクリアしていきたいと思う。各施設のボスであるフロンティアブレーンに勝つと貰えるシンボルは現時点ではこのような感じ。
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高校生になってゲームをほとんどやらなくなってからも定期的にポケモンをやりたくなるモードに入り、その度に少しずつ攻略していった。ここまで揃えたのは高校3年の時だった。


本題はここから。


ただ、いつまでも達成できないまま残っているものがあった。それこそ、バトルタワー100連勝。実際は1周7人と対戦して進んでいくので、105連勝。
どこまで勝っていても、一度負ければまた1周目から戻ってやり直し。小細工無しの勝負をひたすら繰り広げ、勝ち続ける。あまりにも厳しいが、恐ろしくシンプル。だからこそ楽しいしやりがいがある。俺のドM魂がゾクゾクしてくるんだ。

結論から先に言わせてもらえば、つい先週末にバトルタワー100連勝を達成した。最終的には連勝記録は145まで伸びた。
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ただ、そこに行き着くまでには10年かかった。やっていない時期を差っ引いても7〜8年くらいはかけている。それを達成するためにパーティを3回も変えてきた。

数年来の夢を叶えるために作り、それを実現に導いてくれたパーティはこのような顔ぶれ。

【メタグロス】
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性格…ようき 
特性…クリアボディ
努力値…すばやさ252・こうげき252・HP6 
もちもの…こだわりハチマキ
技…コメットパンチ・じしん・シャドーボール・だいばくはつ

【カビゴン】
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性格…しんちょう
特性…あついしぼう
努力値…HP252・とくぼう252・ぼうぎょ6
もちもの…ラムのみ
技…おんがえし・のろい・シャドーボール・ねむる

【サンダー】
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性格…おくびょう
特性…プレッシャー
努力値…HP252・すばやさ252・とくこう6
もちもの…たべのこし
技…10まんボルト・どくどく・まもる・みがわり

このパーティは数学村の村人さん考案の「数学式結論パ改」をそのまま用いたもの。バトルタワー300連勝というとんでもない大記録を打ち立てた方のパーティであり、それで100連勝ができないはずがない!と思って意気揚々と構築し始めた。↓このパーティ及び300連勝に関しての詳細


技はメタグロスの「だいばくはつ」を除いて、全てPPを最大限まで上げている。持久戦対策である。どんなに強い相手だろうとPPを増やすことはできないのだから、それは大きなアドバンテージだと思う。
個体値はさほど厳選していないため、微妙な数字が並んでいる。サンダーにいたっては、望ましい性格の個体を入手しただけで妥協してしまった。
ただ、メタグロスのすばやさV(個体値の最高値である31の別名)だけは拘って厳選し続け、遂にすばやさだけでなくこうげきもVという理想個体に出逢えた。これが生まれていなかったら、「何が何でも100連勝を達成してやる!」という意欲が湧かなかったかもしれない。それくらい嬉しかった。


それぞれの戦法はこのような感じ。

メタグロス…高火力・高耐久を活かして戦うパーティのエース。特性のクリアボディによって、相手に能力を下げられずに済むのが良いところ。タイプ構成のおかげで、比較的耐性を持ったタイプが多いのも素晴らしい。メタグロスは鈍足というイメージが強かったので実際に使ってみるまでは侮っていたのだが、最速仕様ともなると思った以上に先手を取れる相手が多かった。
相手の弱点を突けなければとりあえず「コメットパンチ」。倒すのが面倒な相手は「だいばくはつ」で無理やり倒す。


カビゴン…凄まじい耐久力を武器に、相手のあらゆる攻撃を受け止める。特性のあついしぼうにより、氷技と炎技は何も怖くない。相手の攻撃を平然と受け止めつつ、「のろい」でこうげきやぼうぎょを高め、「おんがえし」と「シャドーボール」で相手を倒す。HPが減ってきたタイミングで「ねむる」を使って回復する。
パーティにとっての壁であり、エースでもある。


サンダー…相手の攻撃技のPPを余分に減らす特性であるプレッシャーを活かして、「まもる」「みがわり」で相手の攻撃を凌ぐ。そして、「どくどく」で相手をじわじわと苦しめて倒す。相手が嫌な技を使ってくるのなら、PPを削りきって使えなくしてしまえばいい。
使っている自分が言うのも難だが、とにかくいやらしい戦法だ。兵糧攻めをポケモンバトルに於いて行うとしたらこういう形になるのだろう。パーティの壁。


…このパーティを実装してからというもの、ハピナスやルンパッパなどといった耐久型ポケモンを相手にしても全く恐れなくなった。今までのパーティはアタッカーを揃えた構成であり、そうした相手に苦戦を強いられることが多々あった。それをサンダーで徹底的に封じて、相手に散々やられてきた形で倒せるのだから楽しくて仕方がない。むしろ耐久型ポケモンをどんどん出してきてほしいと思うくらいだった。


怖いのは「せんせいのツメ・急所・技外し・一撃必殺」の4要素。「かげぶんしん」で回避率を高めてくる相手は「怖い」というよりは「めんどくさい」と言ったところ。

100連勝を達成するまでには、何度となくその4要素に苦しめられてきた。その度に「クソ!二度とやるかこんなん!」などとキレながら、数分後にはまた1周目からやり直すのを繰り返してきた。1周目から3周目くらいまではあまりにも歯ごたえのない相手ばかりで、逆に苦痛である。4周目辺りから始めたいと何度思ったことか。


「これで倒せる!」というタイミングで狙い澄ましたかのように相手のせんせいのツメが発動してこちらが倒されたり、相手の一撃必殺技が次々に当たって負けたり…といった経験は数え切れないほどある。
俗に言う「フロンティアクオリティ」「タワークオリティ」とされる現象だが、試行回数が多ければ多いほどそうしたぶっ飛んだ現象も起こるものなのだろう。ただ、段々と感覚というものは狂っていく。「どう負けたか」を楽しめるようになるのだ。負ける度に「そうきたか…」などと呟いてしまう。


「嫌な相手四天王」を紹介していこう。

サイドン
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ほぼ全ての個体が「せんせいのツメ・一撃必殺」の怖い要素2つを持っている時点で最悪。名前を見るだけでも心臓がバクバクするレベルで嫌だった。メタグロスの「コメットパンチ」を当てれば一撃で倒せるわけだが、外せばほぼ負けだ。ならば弱点を突ける上に命中率100%の「じしん」を浴びせようと思うが、それは耐えてしまう。逆にサイドンの「じしん」をメタグロスが食らえば一発で倒される。
サンダーの「まもる」「みがわり」「どくどく」でじわじわ削ろうにも、せんせいのツメが発動して「いわなだれ」を食らってしまえばもう終わり。「いわなだれ」のPPを削りきる前にやられてしまうのもざらにある。
カビゴンの「のろい」でぼうぎょを高めようが、「つのドリル」が当たったらもう一撃でアウト。倒れることがわかっているのに、体力ゲージが減るのはやたらと遅い。耐えることなんて無いのに。目の前で大切な物が壊されているのをただ見ているだけ…というような感覚になる。
対処法はコメットパンチを上手いこと当てる。後はせんせいのツメが発動しないことを祈る。それだけ。負けても仕方がないと思える唯一のポケモンでもある。


カビゴン
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こちらが使っていて強いと思うポケモンを相手が使ってくれば嫌に決まっている。メタグロスやサンダーも同様に相手に出されると嫌なのだが、カビゴンは群を抜いている。
何より、耐久力が相当に高い。一撃で倒せることはほぼ無いと言っていい。一生懸命HPを削っても、しれっと「ねむる」で回復される。
しかも、せんせいのツメ持ち個体が多い上に「かげぶんしん」を連発してくる個体もいる。こちらの「どくどく」を無効化する特性「めんえき」を持っているパターンはなおタチが悪い。通常のトレーナーだけでなく、バトルタワーのブレーンであるリラも1回目・2回目通じて使ってくるわけだが、「はらだいこ」「のろい」でこうげきを高められた上で技を食らおうものなら即死は避けられない。もしサンダーでPPを削りきったとしても、こうげきが高まった状態の「わるあがき」の破壊力が凄まじいので強行突破される可能性がある。
自分も70勝目のリラとの戦い方を確立するまでに、3回ほどリラのカビゴンに3タテされた経験がある。カビゴンもサイドンと同様に、名前を見ただけで緊張が走るポケモンである。
対処法は迷わずメタグロスの「だいばくはつ」で倒すこと。下手にもったいぶって普通の技で倒そうとすると、間違いなく仕留め損なう。「のろい」を2回積まれたくらいなら一撃で倒せるので、交代を挟んででも「だいばくはつ」で倒すべき。


ヘラクロス
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バトルフロンティアに於いては、同じポケモンでも技構成やもちものが異なる個体が複数出てくる。ヘラクロスも例に漏れず何種類も用意されている。その中でも最速型と「ビルドアップ」や「つるぎのまい」で攻撃力を高めて「メガホーン」「こらえる」→「きしかいせい」などで攻めてくる型が恐ろしい。
最速型はこちらのメタグロスを抜いて上から攻撃してくる。攻撃力を高めてくる型は仕留め損なうと後から大変なことになる。元々の攻撃力も相当に高いため、カビゴンでも押し切られてしまう。
対処法はサンダーでどうにか粘って毒殺すること。サンダーが倒されてから出てきたらもう…。メタグロスのコメットパンチ一発で倒せる型もいるが、複数いるので確実ではない。ただ、とりあえず試す価値はある。


ガラガラ
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上記の3体に比べるとさほど危険度は高くないのだが、やはり対応に困る相手。そもそもこちらのパーティはじめんタイプを苦手としている。その中でもサイドンとガラガラが特に脅威。全ての型が「ふといホネ」を持っているため、「つるぎのまい」を使わなくても相当な攻撃力を持っている。メタグロスは「じしん」の一撃で倒される。カビゴンもこれでは押し切られてしまう。そのため、サンダーに対応を任せるしかない。
対処法が中々に複雑。サンダーに交代し、「まもる」「みがわり」を駆使して「いわなだれ」のPPを削る。「いわなだれ」のPPが切れた次のターンに「みがわり」を使い、みがわりが出ている間に「どくどく」を仕掛けて毒殺する…という形。「どくどく」を外してしまうとさらに大変。また隙を見ながらやり直す羽目になる。


他にも数多くの面倒な相手がいるわけだが、それは省略する。なお、ここで挙げた4体は全て嫌な記憶がある。サイドンには98連勝目で止められ、カビゴンには2回目のリラ戦を始めとして何度となく苦しめられ、ヘラクロスには96連勝目で止められ、ガラガラに至っては101連勝目で止められた。


今でもエメラルドのバトルフロンティアに挑戦し続けている、または挑戦しようとするという方は少ないと思う。そんな物好きの一人である自分が言ってしまったら終わりだが、正直なところ苦行だ。ただ、それでも挑戦する方を心から尊敬します。


…とまあこんな感じです。長い番外編はこれにて終了。次回からはまたいつも通りのブログとなります。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。