前回のバトルドーム編の最後に予告した通り、今回はバトルアリーナについて。



バトルアリーナの特徴は勝ち抜き制の対戦で進んでいくこと。つまり、倒されない限り途中でポケモンを交代することができません。また、3ターン以内に決着がつかないと判定によって勝敗が決まるというのもバトルアリーナの大きな特徴​です。7人勝ち抜きで1周クリアとなり、フロンティアブレーンのコゴミと戦うのは、4周目のラストと8周目のラスト。

まずは判定の評価基準について。

判定の項目は「こころ」「わざ」「からだ」の3つ。評価が「○」だと2点、「△」だと1点、「×」だと0点。そして、3つの項目の合計点が高い方が勝者となります。同点で引き分けになった場合、両方が負け扱いで交代することとなります。
「こころ」は攻撃する技を使った回数、「わざ」は技を効果的に当てることができたが、「からだ」はHPを減らされなかったか。

「こころ」については、防御する技(「まもる」「みきり」「こらえる」など。「ねこだまし」「カウンター」「ミラーコート」もこのカテゴリー)を使うと評価が下がります。なお、状態異常で出せなかった場合にも攻撃の技を使ったと判定されるようです。

「わざ」については、効果が抜群だと評価が高まり、今ひとつや効果が無いだと評価が下がります。防御された場合、評価は変わりません。…という旨のことが攻略本に書いてありましたが、実際に自分がやっての印象としては、技を当てたかどうかの方が重視されている感じがします。技外しや失敗が致命的だと感じました。

「からだ」は戦闘開始時のHPと判定に入った時のHPを比較し、減った割合が少ないほど評価が上がります。


また、交代させる技(「ふきとばし」「バトンタッチ」「ほえる」は必ず失敗して無効となります。


途中で交代することができない以上、パーティの組み方が非常に重要となります。
正直なところ、判定に持ち込まれるとかなり面倒なので3ターン以内に決着をつけるのが望ましいです。つまり、耐久型タイプをパーティに入れるのはおすすめできません。判定を少しでも有利にするためには、ひたすら攻撃技を使う戦法が良いと思います。

パーティの組み方の具体的なコツとして
・先発は弱点が少なめな方が良い
・同じ弱点があるポケモンを連続で配置しない
・耐久に特化したポケモンが出られたら面倒なので、物理アタッカーでも特殊アタッカーでも極力連続して配置しない方が良い

などが挙げられます。


相手を眠らせたり混乱させたりしてから相手を殴る戦法はかなりの確率でこちらの方が優位に立てるので、そうした戦法もおすすめできます。コゴミが1回目・2回目共にそうした戦い方をしてくるくらいなので。あと、1回目の場合はヌケニン対策だけはしておいてください。対策していないと本当に詰みます。

こうしてみると、幅広いタイプの弱点を突ける高火力ポケモンで固めたパーティが良いと言えます。


この施設での自分の最高連勝数は85連勝ですが、それを達成した時のパーティはこのような感じ。


・ケンタロス


性格…いじっぱり(スピード重視ならようきでも)

特性…いかく
努力値…こうげき252・すばやさ252・あとは適当に6
もちもの…こだわりハチマキ
技…おんがえし(すてみタックルでも良いかなと)・じしん・アイアンテール・だいもんじ


・メタグロス


性格…いじっぱり

特性…クリアボディ
努力値…こうげき252・すばやさ252・あとは適当に6
もちもの…ラムのみ
技…コメットパンチ・じしん・シャドーボール・だいばくはつ(他にも「いわなだれ」「つばめがえし」「かわらわり」辺りも)


・ラティオス


性格…おくびょう
特性…ふゆう
努力値…とくこう252・すばやさ252・あとは適当に6
もちもの…オボンのみ
技…サイコキネシス・10まんボルト・なみのり・れいとうビーム(他にも候補として「めいそう」「ドラゴンクロー」辺りも)


ほぼリィズさん(http://ryzkousatsu.blog63.fc2.com/blog-entry-360.html)のパーティの模倣となっていますが…実際に使ってみて強かったので。


ケンタロス→メタグロスで物理アタッカーが続いてしまっている形ですが、相性補完の面で効果的なので。ケンタロスはそれなりに火力が高い上にかなりスピードがあるので、大抵の相手はケンタロスで蹴散らせます。
メタグロスの「だいばくはつ」で面倒な敵を処理できるのも魅力的。


この施設はそれなりに面倒な方だと思います。

今回は以上です。次はバトルパレスについて語っていきます。