お疲れ様です。なんとかやってます。



曇りめがねのアカウントを作成して以来、7年にわたってツイッターで定期的に行ってきた「収穫発表」。
ところが、それをするペースと収穫量が釣り合わなくなり、カメラロールに膨大な収穫物の写真が溜まってしまっています。

ツイッターでの収穫発表を辞めるわけではないですが、カメラロールにいつまでも収穫物の写真を溜め込むと身体に悪いので…(謎理論)

そのため、ブログという場を借りて収穫発表をしていきたいなと。せっかくなので、作品やアーティストに関する解説はいつもより詳細に書いていきます。


毎回の収穫発表には何かしらテーマを設定していることが多いのですが、今回のテーマは「女優〜アイドル」です。


収穫発表その1

吹石一恵「セピアの夏のフォトグラフ」(1997)
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女優として活躍し、福山雅治の奥方でもあるお方。かつては歌手活動もしており、その唯一のシングル。この曲は本人主演(藤崎詩織役)の映画『ときめきメモリアル』の主題歌。ただ、原作ゲームとはほとんどかすりもしない内容らしい。
この曲は広瀬香美が作詞作曲編曲を手掛けたのだが、何と言っても強烈な歌唱力がインパクト抜群。広瀬香美を意識したのか?吹石一恵の元々の歌唱力なのか?一度聴いたら忘れられない圧倒的なパワーがある。



収穫発表その2

奥菜恵「i・n・g」(1997)
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女優として活躍。かつては歌手活動も行っており、4thアルバム。高校を卒業した直後にリリースされたとのこと。僕はこの人のことを長らく「おくなえ」と読み間違えていました。

こち亀のエンディングテーマとして遠い昔に聴いた記憶のある曲(「淑女の夢は万華鏡」)が入ってて驚いた。



収穫発表その3

中谷美紀「あなたがわからない」(1993)
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これまた女優の歌手活動シリーズ。中谷美紀の1stソロシングル。中谷美紀の歌手活動といえば、坂本龍一と組んでいた90年代後半の作品が著名。

それよりも前には東恵子とKEY WEST CLUBというユニットで活動していたが、これは活動終了後にリリースされたソロデビューシングル。
ネットではプレミアがついているものの、実店舗にて安価で入手。いかにも当時のビーイング的なジャケ写が印象的。



収穫発表その4

篠原直美「amber」(1998)
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元女優。1997年にヤングジャンプ主催の第8回「全国女子高生制服コレクション」準グランプリを受賞したのがきっかけで芸能界入り。その唯一のシングル。

表題曲は作詞:秋元康・作曲:後藤次利というゴールデンコンビによる曲。リリース当時よりも少し前のアイドルポップ感がたまらない。



収穫発表その5

TOo's「MAGIC OF LOVE」(1994)
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TOo’s(トゥーズ)唯一のシングル。アニメ『魔法陣グルグル』の前期オープニングテーマ。この曲のためだけに作られたグループで、ボーカルは鈴木蘭々が担当しているとされる。

あまり見かけないOo RECORDS作品ということで、特に情報を調べるでもなく衝動買いしたところ、このような作品で驚いた。



収穫発表その6

・井上麻美「たったひとつの贈り物」(1993)
・長崎萠「しあわせの隣/夢ならば愛ならば」(2000)
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井上麻美は1990年代初頭に活動していたアイドル。この作品は2ndにしてラストアルバムなのだが、歌手活動自体は今作以降も続けていたようだ。


長崎萠は女優として活動。現在は本名である平良千春名義で、主に舞台女優として活動しているという。綺麗な名前なので、デビュー当初から本名でもよかったと思う。

以前収穫した「帰り道」はリリース当時から20年ほど前のアイドル歌謡のような雰囲気がある曲だったが、果たしてこちらはいかに…


収穫発表その7

Faint⋆Star「PL4E」(2015)
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Faint⋆Star唯一のアルバム。HINA(元Tomato n’ Pine)とYURIAによるユニットで、agehaspringsがプロデュースを手掛けた。タイトルは「Playlist for Earth」を意味しているという。EDM系の曲からスウェディッシュポップ系の曲まで幅広い作風はTomato n’ Pine時代を彷彿とさせる。




収穫発表その8

Star☆T「メロウ」(2018・タイプC)
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愛知県豊田市を拠点に活動するご当地アイドル・Star☆T(読み:すたーと)の1stアルバム。愛知県内にある未踏のブックオフを漁りに行った際に見かけて衝動買いした。

タイトルだけでシティポップ的な方面を期待したわけだが、実際は良質かつどこか素朴なアイドルポップ。これはこれでいい。



収穫発表その9

・Eri「blue」「Fall in loving time」(1996)
・千葉美加「快樂神仙〜MIKA STEP INTO ASIA II〜」(1995)
・米光美保「MIHO from Tokyo Performance Doll」(1993)
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90年代のアイドル系。


Eriは1985年に森下恵理名義でアイドルとしてデビュー。1989年に結婚したことを機に芸能界を引退するも、1996年にEri名義でシンガーソングライターとして再デビュー。その1st・2ndアルバムが今作。

千葉美加は80年代にデビューし、女優やアイドルとして活動。歌唱力が評価されつつも中々ヒットには繋がらず、1991年には日本を離れて台湾を拠点に活動。そちらで売れっ子になったようだ。今作はタイトル通り、アジアに渡ってからの作品。

米光美保は1990年に東京パフォーマンスドール(TPD)のメンバーとしてデビュー。1994年に卒業後、本格的にソロとして活動。角松敏生がプロデュースを手掛けたアルバム「From My Heart」「FOREVER」は近年になって再評価されている。
今作はTPDのメンバーによるソロアルバムの一環としてリリースされた。



収穫発表は以上です。次回はまたいずれ。