Various Artists
2013-12-04

【収録曲】
DISC1 「Mariya's Songbook」
特記以外全曲作詞作曲 竹内まりや
12.作詞 Miyabi(竹内の変名) 作曲 村松崇継

1.みんなのハッピーバースデイ ★★★★☆
2.リンダ ★★★★★
3.ファースト・デイト ★★★★☆
4.けんかをやめて ★★★★★
5.駅 ★★★★★
6.色・ホワイトブレンド ★★★★☆
7.Miracle Love ★★★★★
8.待ちぼうけ ★★★★☆
9.元気を出して ★★★★★
10.MajiでKoiする5秒前 ★★★★★
11.みんなひとり ★★★★★
12.いのちの歌 ★★★★☆
13.特別な恋人 ★★★★☆
14.夏のモンタージュ ★★★★★
15.Subject:さようなら ★★★★★
↓初回盤のみ収録、竹内によるデモ音源
16.ときめきの季節(シーズン) ★★★★☆
17.ミック・ジャガーに微笑みを ★★★★☆

【提供先の歌手】
1.芦田愛菜
2.アン・ルイス
3.岡田有希子
4.河合奈保子
5.中森明菜
6.中山美穂
7.牧瀬里穂
8.堀ちえみ
9.薬師丸ひろ子
10.広末涼子
11.松たか子
12.茉奈 佳奈(三倉茉奈、三倉佳奈)
13.松田聖子
14.みつき(高畑充希の歌手活動時の名義)
15.松浦亜弥
(16).中山美穂
(17).中森明菜


DISC2「Mania's Songbook」
特記以外全曲作詞作曲 竹内まりや
14.15.作曲 山下達郎

1.涙のデイト ★★★☆☆
2.リトル プリンセス ★★★★★
3.Invitation ★★★★☆
4.Hey!Baby ★★★★★
5.とまどい ★★★★★
6.OH NO,OH YES! ★★★★☆
7.Sweet Rain ★★★★★
8.-Dreaming Girl-恋、はじめまして ★★★★☆
9.55ページの悲しみ ★★★★☆
10.夏のイントロ ★★★★☆
11.リユニオン ★★★★☆
12.終楽章 ★★★★★
13.声だけ聞かせて ★★★★☆
14.Guilty ★★★★★
15.月夜のタンゴ ★★★★☆
↓初回盤のみ収録、竹内によるデモ音源
16.夏のイントロ ★★★★★
17.MajiでKoiする5秒前 ★★★★★

【提供先の歌手】
1.KINYA
2.岡田有希子
3.河合奈保子
4.森下恵理
5.広末涼子
6.中森明菜
7.桑名将大(桑名正博)
8.岡田有希子
9.増田惠子(元ピンク・レディーのケイ)
10.福永恵規
11.松たか子
12.薬師丸ひろ子
13.松田聖子
14.鈴木雅之
15.森光子
(16).10.の竹内バージョン
(17).DISC1の10.の竹内バージョン

2013年12月4日発売
MOON RECORDS 
最高位3位 売上約3.2万枚

竹内まりやのコンピレーションアルバム。竹内まりやのデビュー35周年記念としてリリースされた。初回盤は竹内自身によるデモ音源がDISCごとに2曲ずつ、ボーナストラックとして収録されている。初回盤と通常盤の違いは帯の色…だったはずです。初回盤は緑色のはず。裏面の曲目リストを見れば確実に分かる。ボーナストラックの表記があれば初回盤。


竹内まりやと言えばシンガーソングライターとしてポップス界を牽引してきた存在だが、作詞家、作曲家というもう一つの顔がある。今作は作詞家、作曲家としての竹内まりやをフォーカスした作品である。

今作のプロデュース、選曲は竹内自身が行った。全曲リマスタリングされており、音質は良い。ブックレットでは楽曲解説や、提供先の歌手との思い出が書かれている。その執筆も竹内自身によるものである。


DISC1は「Mariya's Songbook」と銘打っている。こちらは竹内が主に楽曲提供の相手としているアイドル歌手や女優の曲が主になっている。こちらの方がDISC2と比べて著名な楽曲が多い印象。時代性の強い曲もあるが、それでも竹内まりやが作ったというだけで普遍性がある。提供先の歌手はそれぞれの魅力があるが、それを最大限に引き出すような楽曲に仕上げてしまうところには圧倒される。アイドル歌手や女優の曲はやはり可愛らしいイメージの曲ばかり。

管理人にとって馴染みが深いのは「MajiでKoiする5秒前」。リアルタイムで聴いてた世代ではないどころかリリース当時生まれてないけど。この頃の広末涼子が可愛過ぎる。当時の流行語「MK5」(マジでキレる5秒前)を捩った曲だが、今聴いても古臭さが無い。川島海荷や指原莉乃、吉川友がカバーしていることがその証明だろう。

【セルフカバーした楽曲】(DISC1)
2.「リンダ」
4.「けんかをやめて」
5.「駅」
6.「色・ホワイトブレンド」
7.「Miracle Love」
9.「元気を出して」
11.「みんなひとり」
12.「いのちの歌」
13.「特別な恋人」
14.「夏のモンタージュ」


DISC2は「Mania's Songbook」と銘打っている。DISC1から漏れてしまった曲がこちらに収録されている。そのためか、DISC1と比べるとマイナーな曲が多い印象。しかし、楽曲の出来は全く劣っていない。メロディーメーカーとして優れた実力があるということを再認識させられる。
15曲目は何と大女優・森光子(提供当時85歳)の楽曲である。DISC1の1曲目は芦田愛菜(提供当時7歳)の楽曲があるが、世代の超え方が良い意味でおかしい。それは様々な世代に合わせた詞を書けるということでもある。男性アーティストに提供した楽曲もあるが、そのアーティストの魅力を崩さないものになっている。

【セルフカバーした楽曲】(DISC2)
4.「Hey!Baby」
5.「とまどい」
6.「OH NO,OH YES!」
11.「リユニオン」
12.「終楽章」


今作最大の魅力は初回盤収録の竹内によるデモ音源。目玉はDISC2の「MajiでKoiする5秒前」の竹内バージョン。原曲のイメージで聴くとぶったまげるだろう。歌い出しからモロに竹内まりやの世界観である。驚くこと間違い無し。むしろこれを聴くためだけでも今作を手に取ってほしいくらい。竹内まりやの歌声だが、それでも原曲と負けず劣らずの可愛らしい感じになっている。竹内まりやはいつまでもティーンエイジャーの心を持っているのだろう。


DISC1、2通して作詞家、作曲家としての竹内まりやの姿を楽しめる。聴く方それぞれの思い出の曲が見つかると思われる。普遍性に溢れた楽曲ばかりのため、30年前の楽曲でも古臭さが無い。今の10代の女の子が聴いても良いと思えるような曲もあるだろう。アイドル歌手の曲が多く収録されているため、1980年代のアイドルの楽曲に触れることもできる。それは日本の音楽の歴史の1ページと言っても良いかもしれない。竹内がセルフカバーし、代表曲のようになったものもある。原曲と竹内のセルフカバーでまた違った魅力がある。それを探すのも面白い。今作を聴くなら初回盤を聴くことを強くおすすめする。デザインもとても可愛いものになっている。その点でもおすすめ。
★★★★★


※ボーナストラックを除き、全て提供先の歌手の曲(ボーカル)です。今作のamazonのレビューを見ていると、「竹内まりやのセルフカバー集じゃないのかよ!」とキレている方がかなり多かったので。そのせいか評価が低いですが、気にしないほうが良いと思います。